文学碑めぐり
このカテゴリでは、文人達の足跡をたどれる文学碑の情報をまとめています。
湯治場の文学碑めぐり
城崎は数多くの文人に愛されたことでも有名ですが、「城の崎にて」の作者、志賀直哉は代表格と言えるでしょう。
志賀直哉が城崎を訪れるきっかけとなったのは、電車事故でした。大正2年の8月に山手線にはねられて重症を負い、療養のために同10月から城崎に滞在することになったのです。
志賀直哉以外にも、白樺派の有島武郎、木下利玄、里見弴や南北朝時代の歌人である吉田兼好などが城崎を訪れ、句を残しています。彼らのような文人が残した句や小説の一部が刻まれた文学碑が城崎に点在しています。文学碑は合計24箇所にありますが、1時間程度で全てを見て回ることができます。きっと、「これってこの人が詠んだ句だったんだ」「これそういえば学校で習った!」などと盛り上がること間違いなしです。参考までに24の文学碑リストを掲載しておきます。
- 1島崎藤村
- 2芝野栗山
- 3村瀬藤城
- 4白鳥省吾
- 5富田砕花
- 6与謝野寛・晶子
- 7志賀直哉
- 8松瀬青々
- 9野口雨情
- 10西坊千影
- 11司馬遼太郎
- 12藤井重夫
- 13吉井勇
- 14松尾芭蕉
- 15菅沼奇淵
- 16田中冬二
- 17有島武郎
- 18山口羅人
- 19加茂季鷹
- 20山口誓子
- 21吉田兼好
- 22京極杞陽
- 23沢庵和尚
- 24向井去来
もっと詳しく知りたい方は、城崎文学館へ足を運んでみてください。一階には志賀直哉と白樺派の文人たちの手紙や作品が、二階には城崎にゆかりのある文人墨客の作品が展示されています。
ただ展示物を見るだけでなく、短歌俳句作成コーナーで文人になりきって創作活動をしてみたり、麦わら細工体験コーナーでクリエイター気分を味わってみたりすることもできます。また、文芸館の前にある志賀直哉の文学碑は記念撮影スポットとしても有名ですし、館内からは円山川などの自然を眺めることができます。手湯、足湯もあるので文学碑めぐりで疲れた手足を休めることもできます。
蟹!さしみ!但馬牛!温泉!と、城崎温泉には「俗っぽい」楽しみがたくさんあります。でも、たまには気分を変えて文学少年、文学少女を気取ってみるのも悪くないでしょう。今まで読む気がおきなかった本を読むきっかけになるかもしれません。